パソコンについて調べてみた〜スペック編〜

さて、前回に引き続きスペック編をまとめたいと思います。

欲しいパソコンの種類が決まったら次の壁が立ち塞がります。そう、どんな性能のパソコンを買えばいいのかという問題です。

コアだのメモリだの電気屋さんで当たり前に買いてるけどよく分からん。というわけで自分なりにパソコンの性能について調べてみました。

パソコンの性能を決める項目は大まかに下の5つになるようです。

  • OS
  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ(HDD/SSD)
  • グラフィックボード
  • 画面サイズ/重量/解像度

それでは一つ一つ簡単に解説です。

OS

OSとは、「オペレーティング・システム(Operating System)」の略で、パソコンを動かす「司令塔」の役割を担っています。これがないとパソコンが動きません。代表的なOSはWindowsになります。なんと全パソコンの約90%のOSがWindowsになります。開発者のビル・ゲイツ氏がお金持ちなのも納得です。

CPU

OSが「司令塔」ならば、CPUは「頭脳」になります。主流なCPUとしてインテル社のCore iシリーズがあります。一般的に、

Core i○-□ (○:3,5,7,9  □:4または5桁の数字)

と表されます。性能としては、○の中の数字が大きいほど、また○の数字が同じ場合、後ろの□の数字が大きいほど性能が高くなります。

また、併せて○GHzと表記される「クロック数」がありますが、これは情報の処理スピードを表しており、○の数字が高いほど同じ時間内で多くの処理を行うことができるので、より性能が高いということになります。

他にも「コア数」がありますが、この数が多いほど、同時並行でより多くの作業ができるため、性能は高くなります。

メモリ

メモリとは、CPUが処理を実行するためのデータを一時的に記憶する場所です。机の広さを想像すると分かりやすいです。

机は広ければ広いほど、たくさんの書類や資料を並べたりでき、作業が捗ります。一方、狭い机では、多くの書類は出すことができない為、一旦引き出しにしまってまた出してという風にする必要があり、作業スピードが遅くなります。

メモリの数が大きい程、机は広くなり、何種類もの書類を広げることができるので作業効率が上がるといったイメージです。

ストレージ(HDD/SSD)

ストレージはパソコン内にあるデータを記憶したり、読み出したりする役割を持っています。HDDとSSDは同じ役割を持っていますが、HDDは回転する円盤に磁気でデータを読み書きするのに対し、SSDUSBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをしています。SSDの特徴は下記になります。

HDDに対するメリット

・衝撃による故障リスクが低い
・読み書きの速度が非常に速い
・動作音が静か
・サイズが小さく軽い
・スティック型などデザインの自由度が高い

HDDに対するデメリット
・最大容量が少ない
・大容量になると容量単価が高い

ストレージは、データ転送速度が高速であるほど性能が高く、値段が高くなりやすい傾向があります。

転送速度は1秒間に通信するデータ量の単位のBitを用いた「Mbit/s」や「Gbit/s」という単位で表す場合と、1秒間で転送できるデータ容量の単位のByteを用いた「MB/s」や「GB/s」で表す場合があります。

それぞれ数字が大きい方がより高速なデータ転送が可能となっています。

グラフィックボード

ビデオカードグラフィックカードともいいます。画像・動画の処理を行う部品で、CPUやマザーボードに組み込まれているもの(オンボードグラフィック)もあれば、グラフィックボードという部品のかたちであとから追加するものもあります。

ネットサーフィンやYouTubeを見る程度であれば、オンボードグラフィックで十分ですが、パソコンでゲームをしたり、画像・動画処理を行う場合には、外部グラフィックスボードを追加すると、格段に作業が楽になります。

グラフィックボードのメーカーは何種類かありますが、ゲームならNVIDIA社の「NVIDIA GeForce」、マルチメディア処理を行うならAMD社の「AMD Radeon」が有利ですが、好みで構いません。

画面サイズ/重量/解像度

画面サイズや重量はイメージしやすいので説明は省略します。

解像度についてですが、説明の前にパソコンの画面の表示方法を知る必要があります。パソコンの画面は画素(ピクセル)と呼ばれる小さな点が縦横に並び、それぞれを点灯させることで画面を表示させる仕組みです。つまり、ドットの数が多ければ多いほど、精細な映像表現が可能となります。

モニターの解像度は「横に並んだドット数×縦に並んだドット数」の数字で示されることが一般的です。例えば、フルHDの場合、解像度は「1920×1080」になりますが、これは横に1920個、縦に1080個のドットが並んでいることになります。最近よく聞く「4K」はさらにドット数が多くなり、解像度は「3840×2160」になります。

 

ふぅ。パソコンは奥が深いですね。まだまだ他にも細かいところはあるけど大体まとめれたかな。また別の機会でもっと詳しいところをまとめてみようと思います。それじゃあまた!